Déviation for bassoon and guitar

flyer_1501171月17日土曜日15時より青山記念音楽館にて中川日出鷹君のファゴットリサイタルが行われ、僕の新作、ファゴットとギターのためのデヴィアシオンが初演されます。5つの小品から成る組曲で18分という、長くかつ大変難しい曲ですが、中川君と山田岳さんというスーパーな演奏家二人に初演して頂けるのが幸せです。

バロック音楽にヒントを得て制作した組曲、ファゴットとギターによる掛け合いを二人の素晴らしい生演奏で感じて頂ければ嬉しく思います。他にもフランスの作曲家によるレパートリーでファゴットの魅力が盛り沢山の演奏会です。皆様、土曜日午後は京都バロックザールへ是非お運び下さい!

以下、作品の解説です。

タイトルのフランス語のデヴィアシオンという言葉は、日本語の迂回という言葉に近く、何かを経由しながら目的に達するような発想のもの、たとえばバイパス道路のことを指したり、格闘技のかけ技(コンボ)やチェスの威嚇の一手、または倒錯的趣味といった意味合いを含んでいます。

ファゴットとギターという、ありそうでなかなか無い組み合わせのデュオですが、本作品は前奏曲、ガヴォット、メヌエット、間奏曲、テクノの5つの小品から成ります。核となる素材が前奏曲と間奏曲において水平的な移ろいによって提示され、両曲の対となるガヴォットとメヌエットにおいて垂直的、回帰的パルスによって展開されています。双方の性格を集約させる終曲として、本来はトッカータが置かれる所に、現代の舞曲であるテクノを置いています。

(公財)青山財団助成公演
中川日出鷹ファゴット・リサイタル

開催日時:2015年 1月17日(土)15:00開演(14:30開場)

会場 : 青山音楽記念館・バロックザール
〒615-8282 京都市西京区松尾大利町9-1

演奏 :
中川日出鷹(ファゴット)
山田 岳(ギター)
法貴彩子(ピアノ)

演奏曲目 :
シャルル・ケクラン : ファゴット・ソナタ Op.71
トリスタン・ミュライユ : トランサハラ・エクスプレス
坂田直樹 : アンテナ
松宮圭太 : デヴィアシオン(ファゴットとギターのための)
ジェラール・グリゼー : アヌビスとヌー(コントラファゴット版)

チケット予約はこちら : http://www.barocksaal.com/concert_schedule/concert20150117.html

La porte ouverte

At the church “Eglise de la Billette” in Paris, the concert “La porte ouverte” organized by Ensemble Regards and musique et poésie, an attempt of collaborations between composers and poets had finished on September 2Oth. I had premiere of my pieces for sound installation made from voice’s materials of reading poems, and from the same source, for electroacoustic version in the concert of soirée.

9月20日、文化遺産の日にパリのビエット教会でEnsemble Regardsとmusique et poésieによって開かれたコンサートが終了しました。詩人と作曲家のコラボレーションを意図した企画です。詩の朗読を素材としたインスタレーションを展示し、夜の演奏会では同じ素材から電子音響音楽のバージョンを発表しました。

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