豊の国のためのファンファーレ

金管アンサンブルと打楽器のための (2019)

この作品の制作にあたっては、竹田市にキリシタンの遺物として伝わるサンチャゴの鐘の録音や、大分県の豊かな自然が育んだ各地の河川のフィールドレコーディングを通じて得られた音響を元にして、金管楽器、ティンパニ、チューブラーベルのハーモニーを構成しています。大分の土地に根ざし、この地の深く豊かな歴史と文化を紡いできた人々の力強さに思いを馳せて打楽器のリズムを構成しました。

初演 : 2019年5月27日大分県立芸術文化短期大学音楽ホール棟音楽ホール、音楽ホール記念式典ミニコンサート
演奏 : 森口真司(指揮)、大分県立芸術文化短期大学オーケストラ
献呈 : 大分県立芸術文化短期大学