デヴィアシオンII

テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための (2016)

初演 : ミクスチュール音楽祭、バルセロナ

アンサンブル・ルガール :
ファニー・ヴィセン(微分音アコーデオン)
外山舞(テナーサックス)
ジャンヌ・メゾンオト(チェロ)

日時 : 2016年4月22日(金)22時〜
会場 : I FABRA COATS Creació Fabrica DE BARCELONA
住所 : Carrer Sant Adrià, 20, Barcelona 08030

プログラム :
テナーサックス、アコーデオンおよび微分音アコーデオン、チェロおよびターナチェロ (ハイブリッドチェロ) のための作品:

ヴァンサン・トロレ : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「Noite oscura – Part I」 (世界初演)
フェルナンド=サンドヴァル・ロザレス : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「B.C.」 (世界初演)
フレデリック・デュリユー : テナーサックスのための「Ubersicht」
セルジオ=ニュネス・メネセス : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「…si j’ai des ailes pour voler」 (世界初演)
オラン・ボネ : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「L’attente du visage」 (世界初演)
ホアン・アロヨ : ターナチェロのための「Saynatasqa」
マノリス・エクメクトソグロウ : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「Little Mass No.2」 (世界初演)
松宮圭太 : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「デヴィアシオンII」(世界初演)

演奏 :
アンサンブル・ルガール :
ファニー・ヴィセン(アコーデオン、微分音アコーデオン)
外山舞(テナーサックス)
ジャンヌ・メゾンオト(チェロ、ターナチェロ)

音響オペレーション : 松宮圭太, 渡邊裕美

ミクスチュール音楽祭ウェブ : http://mixturbcn.com/en/festival-mixtur-2016/programacion-2016/

ルガール・ミクスト@ミクスチュール音楽祭

ルガール・ミクストは、現代音楽に文化横断的なアプローチで取り組む作曲家の作品を取り上げるアンサンブル・ルガールの企画演奏会です。ホアン・アロヨ、フレデリック・デュリユー、松宮圭太、ヴァンサン・トロレの作品に加え、ミクスチュール音楽祭の選考委員会に選ばれた作曲家 (オラン・ボネ、マノリス・エクメクトソグロウ、セルジオ=ニュネス・メネセス、フェルナンド=サンドヴァル・ロザレス) による作曲スケッチの初演も行います。

日時 : 2016年4月22日(金)22時〜

場所 : ミクスチュール音楽祭 – バルセロナ
会場 : I FABRA COATS Creació Fabrica DE BARCELONA
住所 : Carrer Sant Adrià, 20, Barcelona 08030

プログラム :
テナーサックス、アコーデオンおよび微分音アコーデオン、チェロおよびターナチェロ (ハイブリッドチェロ) のための作品:

ヴァンサン・トロレ : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「Noite oscura – Part I」 (世界初演)
フェルナンド=サンドヴァル・ロザレス : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「B.C.」 (世界初演)
フレデリック・デュリユー : テナーサックスのための「Ubersicht」
セルジオ=ニュネス・メネセス : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「…si j’ai des ailes pour voler」 (世界初演)
オラン・ボネ : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「L’attente du visage」 (世界初演)
ホアン・アロヨ : ターナチェロのための「Saynatasqa」
マノリス・エクメクトソグロウ : テナーサックス、アコーデオン、チェロのための「Little Mass No.2」 (世界初演)
松宮圭太 : テナーサックス、微分音アコーデオン、チェロのための「デヴィアシオンII」(世界初演)

演奏 :
アンサンブル・ルガール :
ファニー・ヴィセン(アコーデオン、微分音アコーデオン)
外山舞(テナーサックス)
ジャンヌ・メゾンオト(チェロ、ターナチェロ)

音響オペレーション : 松宮圭太, 渡邊裕美

ミクスチュール音楽祭ウェブ : http://mixturbcn.com/en/festival-mixtur-2016/programacion-2016/

放射状に割れた硝子

フルートと電子音響のための (2016) 
初演日時: 2016年2月5日19時-
演奏: 内山貴博 (フルート)
場所: 日仏国際コロキウムコンサート、パリ国立高等音楽院、サロン・ヴァントゥイユ

日仏国際コロキウム

パリ国立高等音楽院で2月5日に行われる日仏国際コロキウムに合わせ、拙作ピアノのための『沈黙・刹那・回帰』及びフルートと電子音響のための『放射線状に割れた硝子』の二曲がフランス初演されます。皆様お運び下さい!

場所 : パリ国立高等音楽院、サロン・ヴァントゥイユ
時 : 2016年2月5日19時

武満徹 : 閉じた眼
アントワーヌ・ウーヴラール, ピアノ

松宮圭太 : 放射線状に割れた硝子 (ver.フルートと電子音響のための)
内山貴博, フルート

吉田進 : Kodama I
ユー=キョン・キム, ヴァイオリン

吉田進 : Kodama II
ジュスティーヌ・ルルー, ピアノ

吉田進 : Kodama III
リュヴィディーヌ・モロー, フルート
ジュスティーヌ・ルルー, ピアノ

吉田進 : Kodama IV
エヴジェニ・ノヴィコフ, アルトサックス

フロラン・C・ダラス : Chute des êtres du ciel (世界初演)
アナベル・ジャール, ハープ

松宮圭太 : ピアノのための『沈黙・刹那・回帰』 (フランス初演)
ジョスカン・オタル, ピアノ

    日仏国際コロキウム

要旨 : 19世紀後半の明治初頭、日本の音楽教育は欧米諸国の文化的、政治的な制約の元で行われていた。フランスまたはドイツに支配されたヨーロッパ型教育ないしはアメリカ型教育の選択を強いられ、日本の音楽家は自らの文化的アイデンティティの危機の元に形成された。しかしまた日本の芸術家は、西洋文化の一部の機能を同化しつつ自らの音楽の存在を確保したようにも見える。その一方、20世紀初頭においてヨーロッパの音楽家は、日本文化の中にインスピレーションの源泉を見出し、独断的な闘争と社会の枯渇の間で朽ち果てたようだった音楽言語を再生することができた。このような文脈で保たれてきた日本とフランスの音楽家の関係が第1回シンポジウムの焦点となる。第2回シンポジウムは2017年5月に国立音楽大学で開催される予定である。

場所 : パリ国立高等音楽院 サロン・ヴァントゥイユ
時 : 2016年2月5日10時

詳細 : http://www.conservatoiredeparis.fr/voir-et-entendre/lagenda/tout-lagenda/article/colloque-france-japon

カメラータ ストラヴァガンツァ 第一回公演「鏡演 DUO」

演奏会のご案内です。室内楽団カメラータ・ストラヴァガンツァによって拙作バリトンサックスとギターのためのデヴィアシオンが東京、目黒パーシモンホールにて演奏されます。演奏家は、アンサンブルルガールの6月の演奏会ハイパー・ルガールにて初演をして下さった井上ハルカさん、ギターは新進気鋭の土橋庸人さんです。フルートの内山貴博さんの呼びかけによって集まった若き演奏集団の演奏を聴きに行って下さい!

室内楽団立ち上げに対する内山さんへの日仏現代音楽協会によるインタビューも御覧ください。

日時 : 2015年12月21日 (月) 18時45分開演(18:15分開場)
場所 : めぐろパーシモンホール・小ホール
住所 : 〒152-0023 東京都目黒区八雲1-1-1
電話 : 03-5701-2924
チケット : 前売 2,000円 / 当日 2,500円

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プログラム

アンドレ・ジョリヴェ : フルートとクラリネットのための「ソナチネ」より
佐原洸 : トランペットとヴァイオリンのための「欄間」
松宮圭太 : バリトンサクソフォンとギターのための「デヴィアシオン」より
福士則夫 : ピアノとヴィブラフォンのための「シリカ」
ルイス・ナオン : クラリネットとソプラノサクソフォンのための「デュエル1」
アーノルド・シェーンベルク : ヴァイオリンとピアノのための「幻想曲」 op.47
エイノユハニ・ラウタヴァーラ : フルートとギターのための「ソナタ」
アンドレ・ジョリヴェ : トランペットとパーカッションのための「エプタード」
ダリウス・ミヨー : 2つのヴァイオリンのための「二重奏曲」 op.258

出演 :

秋生智之 : パーカッション
石原悠企 : ヴァイオリン
井上ハルカ : サクソフォン
内山貴博 : フルート
江崎萌子 : ピアノ
大井駿 : ピアノ
倉冨亮太 : ヴァイオリン
土橋庸人 : ギター
鶴田麻記 : トランペット
中舘壮志 : クラリネット

主催 : CAMERATA STRAVAGANZA
後援 : 日仏現代音楽協会
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沈黙・刹那・回帰

安田結衣子さんに委嘱を受け、京都で初演されたピアノ作品の音源と解説をアップロードしました。

ピアノのための『沈黙・刹那・回帰』は、永劫回帰に想いを巡らせて制作したリチェルカーレである。はたして「賽は投げられた」のか、「神は賽を振らない」のか。

仏教の世界観で親に先立つ子が行くとされる賽の河原。そこでは、逝った子供がケアンの塔を築けた際に成仏が叶うという。だが、鬼がやってきては塔を破壊し、何度塔を築こうとしてもそれを繰り返すことになるという。ギリシャ神話にも、ゼウスを欺いた罰としてシーシュポスがタルタロス山で岩を押し上げ続けるというエピソードがある。山頂まであと少しというところで岩が転がり落ち、その苦行が永劫に繰り返されるという。

一方、熱力学的視点では、エントロピーの法則によって世界は常に拡散し多様化していくので、類似の状況が再現されることがあってもまったく同じであることはないという。またカオス理論では、単純な規則性で表現されることが結果として予測が非常に難しくなることがあるといい、量子論では、不確定原理によってミクロな領域の粒子の位置と運動量は正確には決められないという。

奇想曲

ヴィオラと電子音響のための (2012年)

イルカム・キュルシュス1アトリエ2012初演 : ノエミ・ビアロブロダ (ヴィオラ), 松宮圭太 (電子音響), ミハイル・マルト, (技術アシスタント)

ソロ楽器、または小編成室内楽のために作品を書く際は、常に楽器の「性格」についての調査から始めるようにしている。楽器法を読み、楽譜を読み、そして楽器奏者と直接話すことが、作品の構想に関わってくる。今回インスピレーションを与えてくれたのはパガニーニの「24の奇想曲」である。ブラームスやシューマンがそうであったように、私も彼の音楽フィギュア、楽器奏者の身体性、彼による楽器の研究へと関心を寄せた。音楽知覚と関連して、音楽現象に様々な形で内在している線形および非線形エンヴェロープの形の割合が、今回の課題を練り上げる上で関わっている。技術的なこととしては、様々な形の割合をもったエンヴェロープカーブをOpenMusicによって三次元上で一定数作り、こうした視覚的情報を通じて、楽譜上のフィギュアや、リアルタイム、ノンリアルタイムの電子音響を作成している。

イルカム・キュルシュス1・アトリエ プログラムノートより


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ターナヴィオラ(ハイブリッド・ヴィオラ)のための改作2015年

アルス・ムジカ2015 ターナヴィオラ版初演 : マクシム・デセール (ヴィオラ), 松宮圭太 (電子音響), 渡邉裕美, (技術アシスタント)

プログラム
ペンデレツキ : カデンツァ
E.カーター : Fragment 4
C トゥーラン : ἐπαıνέω (épaïnéô) 世界初演
P ヘルサン : ラ・パヴァーヌ
リゲティ : 無伴奏ヴィオラ・ソナタより一楽章
松宮圭太 : 奇想曲 ハイブリッド・ヴィオラへの改作初演、ベルギー初演

演奏:マクシム・デセール(ヴィオラ)

大駱駝艦・壺中天公演『阿修羅』

鉾久奈緒美さん主演演出、大駱駝艦壺中天公演『阿修羅』にて音楽を担当しました。ダンサー達は舞台本番直前まで練習を重ね舞台を洗練させ、僕は演出に沿うよう直前まで作曲者として模索し、満足のいく結果になりました。十日間の公演は全て満員御礼、僕の音楽をこんな素敵な舞台に使って頂けて幸せです。音響の松田さんを始め皆様にお世話になり、多くの事を学ばせて頂きました!ありがとうございました!


 

2015年9月10日〜19日
大駱駝艦壺中天公演「阿修羅」 東京・吉祥寺@壺中天

監修:麿赤兒
振鋳・演出・美術:鉾久奈緒美

鋳態:鉾久奈緒美 藤本梓 梁鐘譽 伊藤おらん 齋門由奈 
岡本彩 三田夕香 柏村さくら 谷口舞

音楽:松宮圭太 衣装:富永美夏 舞台監督:小田直哉 音響:松田篤史 
照明:若羽幸平 宣伝写真:栗原かほり 宣伝美術:植田隆広 

主催・制作:キャメルアーツ(株) 協力:シバイエンジン

曲目抜粋

Photo Copyright ©Kahori Kurihara

デステロス作曲コンクール

2015年度デステロス作曲コンクール(Destellos Composition Competition 2015)のミクスト作品部門にて拙作、室内オーケストラと電子音響のためのソリトンが佳作 (1位なし3位) を頂きました。
今となっては不十分と感じる部分もありますが、パリ国立高等音楽院作曲科在学の集大成として書いたこの作品に評価を頂いたことを、オーガナイザーのElsa Justel氏、審査員のPete Stollery, Panayiotis Kokoras, Ingrid Drese, Jens Hedman, Mario Maryの各位に感謝します。

Soliton1

Soliton2

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シャコンヌ

ヴィタリ作品のオーケストレーション

初演: 2015年1月28日15時、デカルト・オーディトリウム、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、ナント、フランス

ヴァイオリン : ヴィルジル・ブトリ
オーケストラ : シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮 : マクシム・エメリャニシェフ

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フルート、クラリネット、打楽器、ピアノ、弦楽トリオのための「風露ー風配」

affiche regards CONCERT n°12月7日土曜日20時よりスタジオ・ルガール・ド・シーニュにてアンサンブル・ルガールの演奏会が行われ、僕の作品、アンサンブルのための「風露ー風配」が演奏されます。指揮のジュリアン・ベネト、河野彩さんはじめ7人の素晴らしい演奏家が演奏してくれます。他にはフレデリック・デュリユーの新作、フロラン・キャロンの新作、リヨネル・ボールの作品も演奏されます。是非来てください。

以下、作品の解説です。

人間の知覚する時間は集中力の向け方によって変化し、また一部の自然現象に対しては限定的である。瞬きする間の現象を捉えることや惑星の生涯を捉えることは難しい。例えば葉脈を伝う露があったとして、我々はその移ろいに何を捉えるだろうか。ハイスピードカメラができるようにその動きを追うことは難しいだろう。だから想像してみる。葉の上を走る露がこぼれ落ちるまでの軌跡を。周りの景色が映り込む様子はどんなだろうか、露の大きさによって、葉に落ちた時の衝撃によって、流れる様子は変わるだろうか。露が落ちた後には静寂が訪れるだろう。葉のかすかな揺れを残して。この作品は葉上の露の命を、人間が知覚する時空間で想像して制作した。

「風露–風配」

フルート、クラリネット、ピアノ、打楽器、弦楽三重奏のための (2015年版) 10分

初演日時: 2015年2月7日20時 「ルガール・ミュルチプル」

場所: スタジオ・ルガール・ド・シーニュ、パリ、フランス

210 Rue de Belleville, 75020 Paris, France.

演奏: アンサンブル・ルガール
指揮 : ジュリアン・ベネト
フルート : アメリ・フェイル
クラリネット : ジュリエット・アダム
ピアノ : マリア=パズ・サンティバネズ
ヴァイオリン : 河野彩
ヴィオラ : エロディ・ゴーデ
チェロ : ミルティーユ・ヘッツェル

残席少ないですが、予約はこちらから

ファゴットとギターのための「デヴィアシオン」

flyer_1501171月17日土曜日15時より青山記念音楽館にて中川日出鷹君のファゴットリサイタルが行われ、僕の新作、ファゴットとギターのためのデヴィアシオンが初演されます。5つの小品から成る組曲で18分という、長くかつ大変難しい曲ですが、中川君と山田岳さんというスーパーな演奏家二人に初演して頂けるのが幸せです。

バロック音楽にヒントを得て制作した組曲、ファゴットとギターによる掛け合いを二人の素晴らしい生演奏で感じて頂ければ嬉しく思います。他にもフランスの作曲家によるレパートリーでファゴットの魅力が盛り沢山の演奏会です。皆様、土曜日午後は京都バロックザールへ是非お運び下さい!

以下、作品の解説です。

タイトルのフランス語のデヴィアシオンという言葉は、日本語の迂回という言葉に近く、何かを経由しながら目的に達するような発想のもの、たとえばバイパス道路のことを指したり、格闘技のかけ技(コンボ)やチェスの威嚇の一手、または倒錯的趣味といった意味合いを含んでいます。

ファゴットとギターという、ありそうでなかなか無い組み合わせのデュオですが、本作品は前奏曲、ガヴォット、メヌエット、間奏曲、テクノの5つの小品から成ります。核となる素材が前奏曲と間奏曲において水平的な移ろいによって提示され、両曲の対となるガヴォットとメヌエットにおいて垂直的、回帰的パルスによって展開されています。双方の性格を集約させる終曲として、本来はトッカータが置かれる所に、現代の舞曲であるテクノを置いています。

(公財)青山財団助成公演
中川日出鷹ファゴット・リサイタル

開催日時:2015年 1月17日(土)15:00開演(14:30開場)

会場 : 青山音楽記念館・バロックザール
〒615-8282 京都市西京区松尾大利町9-1

演奏 :
中川日出鷹(ファゴット)
山田 岳(ギター)
法貴彩子(ピアノ)

演奏曲目 :
シャルル・ケクラン : ファゴット・ソナタ Op.71
トリスタン・ミュライユ : トランサハラ・エクスプレス
坂田直樹 : アンテナ
松宮圭太 : デヴィアシオン(ファゴットとギターのための)
ジェラール・グリゼー : アヌビスとヌー(コントラファゴット版)

チケット予約はこちら : http://www.barocksaal.com/concert_schedule/concert20150117.html

デヴィアシオン

ファゴットとギターのための5つの小品 (2014) 17’30”

1. 前奏曲 – 3’40”
2. ガヴォット – 1’50”
4. メヌエット – 3’20”
3. 間奏曲 – 3’30”
5. テクノ – 5’10”

デヴィアシオンは中川日出鷹氏の委嘱によって制作したファゴットとギターのためのデュオ作品で、5つの小品から成る組曲である。
フランス語のデヴィアシオンという単語は日本語の迂回という言葉に近く、何かを経由しながら目的に達するような発想のもの、たとえばバイパス道路のことを指したり、格闘技のかけ技(コンボ)やチェスの威嚇の一手、または倒錯的趣味といった意味合いまで含まれる。
前奏曲、ガヴォット、メヌエット、間奏曲、テクノから成る本作品では、核となるモチーフを前奏曲と間奏曲において水平的な移ろいによって表現し、両曲の対となるガヴォットとスケルツォにおいては垂直的、回帰的パルスによって発展させている。両方の特徴を集約させる終曲として、本来はトッカータが置かれる所に、現代の舞曲であるテクノを置いた。

(プログラムノートより)

初演 : 中川日出鷹ファゴットリサイタル 2015年1月17日, 15時 @京都・青山音楽記念館バロックザール

ファゴット : 中川日出鷹
ギター : 山田岳

波立ち


 

ラ・ポルト・ウヴェルト

詩と音楽による創造

2014年9月20日パリ・ビエット教会

18時30分開演, 教会にて

11時より回廊にて松宮圭太, 波立ちサウンドインスタレーション (技術協力:渡邊裕美

チケット無料

文化遺産の日

パリ・ビエット教会,
住所 : 24 rue des Archives 75004 Paris

アクセス : メトロ1, メトロ11 オテル・ド・ヴィル駅 / バス75番線

4人の作曲家と詩人によるコラボレーション

ヴァンサン・トロレ / ガブリエル・アルタン : リヴァイヴァル – ソプラノ、クラリネットとチェロのための

カルロス・デ・カステルラノー / エテル・アドナン : タマルパス – ソプラノ、クラリネット、チェロと電子音響のための

グレゴワール・ロリユー /リヨネル・ユングアレグレ : 空の向こう – 四人の声楽と電子音響のための

松宮圭太 /リヨネル・ユングアレグレ, ガブリエル・アルタン : 波立ち – 電子音響のための

イレーヌ・ルコック(ヴァイオリン), ゼノ・ビアヌ(朗読)による即興演奏

アンサンブル・ルガール

指揮 : ジュリアン・ベネト

音楽と詩協会、アンサンブル・ルガール共同主催

パリ・ビエット教会協賛

カタロニア政府協賛(カルロス・デ・カステルラノー作品)

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ラ・ポルト・ウーヴェルト

2014年9月20日、文化遺産の日にパリのビエット教会でアンサンブル・ルガールmusique et poésieの共同主催によるイベントが行われました。詩人と作曲家がタッグを組んで新作を作る、コラボレーションを意図した企画です。僕は二人の詩人から朗読を録音し、それを素材としたインスタレーションを展示しました。夜の演奏会では、同じアイディアから電子音響音楽のバージョン、「波立ち」を発表しました。

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RME Babyfaceをスタンドアローン・モードでマイクプリアンプとして使う

RMEのBabyfaceをPCにもipadにも繋がずに、スタンドアローン・モードで高音質のマイクプリアンプとして用いる方法を紹介します。僕が行った作業は以下のとおりです。

1. まずはPCにBabyfaceを繋げた状態でファームウェアを2.0以上にアップデートしておきます。 http://www.synthax.jp/drivers.html

2. line outの1と2 (XLR)からパワードスピーカー等に繋ぎます。スピーカー側の電源はまだ切っておきましょう。

3. PCからusbケーブルを外し、iphone等のusb/DCコネクタに差してACから直接電源を供給します。当方フランス在住なので電源タップの形状が違いますが、100V-240Vから5V、1Aに変換するAC/DCアダプタであれば日本でも世界中どこでも同じことです。

4. 1本のオプティカルケーブルでBabyfaceのoptical in とoutをループするように繋ぎます。黒色が入力、灰色が出力です。

Toslinkの角型ケーブルを使います。

これでbabyfaceのADコンバータ、DAコンバータの両機能がリンクされ、デジタルを介したline in / outの回路ができました。

次に、ADサンプリング周波数を設定します。

5. Selectボタンでoutを選択し、丸いボタンを長押しすると、左メーターの緑LEDが常燈します。

丸いボタンを一度離し、時計回りに回して、下から数えて7番目のLEDを選択すると、サンプリング周波数を192kHzに設定できます。もう一度丸いボタンを押して決定します。

ADサンプリング周波数と緑LEDの対応関係は、1番下のランプを1とすると、

7: 192 kHz

6: 176.4 kHz

5: 96 kHz

4: 88.2 kHz

3: 48 kHz

2: 44.1 kHz

1: AutoSync

このように配置されており、好みでレートをスイッチできます。今回のようにマイクプリアンプとして使う場合、出力も入力もBabyfaceで完結しているので、最大レートの192 kHzで問題ありません。結線がループしているので、ADサンプリングを決定するとDAサンプリング周波数はsyncで自動的に設定されます。

次に、上記のOptical接続を、マルチチャンネルのAdatではなく、ステレオのSPDF信号として認識させます。

6. Selectでphoneを選択した状態から丸ボタンを長押しし、左ではなく右のメーターが急上昇するのが確認できればOKです。左が上昇した場合、もう一度長押しすれば、今度は右のメーターが上がるはずです。

以上で内部の回路が準備出来たので、コンデンサマイクを接続します。写真はRoadのNT5が2本です。もちろん一本のマイクだけ使うこともできます。

7. マイクをステレオで使う場合、Selectでinを選択し、丸いボタンを3回クリックします。そうすると、左右の両メーターに緑LEDが点滅し、line inの1、2チャンネルが選択されます。モノラルの場合は1回クリックで左のメーターだけが点滅します。

メーターが点滅、選択された状態で丸いボタンを長押しすると、選択したチャンネルのメーターの根本にオレンジ色の光が付きます。これでファンタムがオンになりました。再び短く丸いボタンを押すと、line in の設定が完了します。(ファンタムをオフにする際はチャンネルを選択し、オレンジ色の光が消えるまで長押しします。)

これで、コンデンサマイクと、ファンタム・オン状態のマイクプリアンプと化したBabyfaceの準備が整いました。スピーカーの電源を入れ、selectでoutを選択し、丸ボタンを回して出力ボリュームを調整しながら、コンデンサマイクの集音状況をモニタし、動作チェックして下さい。勿論、line outとは別にヘッドフォンで音をモニタリングすることもできます。作業を終了する際には、まずファンタムを切ってスピーカーを落とした上で、Babyfaceのusb電源を抜きましょう。電源が落ちるとデジタルの回路設定(5、6で行ったステップ)が自動で保存されるので、同じ目的で次にスタンドアローンで立ち上げた際に、再度設定する必要はありません。

また、フィールドレコーダーと共に屋外録音用途のポータブル・マイクプリアンプとしてBabyfaceを使用する場合、cheero Power Plus 2などの大容量モバイルバッテリーに接続して動作できるようです。5V1Aの電流が必要なため、バッテリーによってはUSBのY字ケーブルで電流を増強する必要があるようですが、スタンドアローン・モードではファンタム・オン状態で上手く動作しているようです。

参考: http://www.rme-audio.de/forum/viewtopic.php?id=17718

次回はその辺についてもう少し触れられればと思います。以上、RMEのBabyfaceをPCにもipadにも繋がずに、スタンドアローンモードでマイクプリアンプとして使う方法でした!

謡いと十三弦箏のための「いろは唄」レコーディング

本日、拙作の謡いと箏のための「いろは唄」の録音がありました。演奏はパリと東京を行き来される邦楽演奏家の日原史絵さんで、録音は2014年夏にフランスのAir Mail Musicレーベルよりリリース予定です。

本作品のオリジナルは声楽家の盛田麻央さんのために書き、パリ国立高等音楽院の声楽修了演奏会で盛田さんと日原さんによって初演されたソプラノと箏のための作品で、その後、韓国の統営国際音楽祭など世界各地で再演されていますが、今回の録音は、日原さんのために箏弾き歌いのために編曲したバージョンで、こちらは日原さんによってトーキョーワンダーサイトなどで演奏されています。

場所はパリ9区のとある地下カーブ(貯蔵庫)を改造して作られたプライベートスタジオ。完全防音ではないため、地上の騒音が少ない深夜に集まっての録音でした。

深夜とはいえメトロの鈍い振動が時々響いてきましたが、録音技師のシャルルさんによると、これぐらいならローカット対応で全く問題ないとのこと。

シャルルさんは御年70歳で、かれこれ40年以上、世界を旅して民族音楽を録音、収集して来られた大ベテランです。ヘッドホンはAKGのK501を使っておられました。

彼が他にどんな機材を使っているのかチェックさせて頂きました。

録音機は僕も何かとお世話になっているSony PCM D-50

マイクプリは20年来使っているというフランスのE.A.A. PSP-2

マイクはSennheiser MKH 40-P48が2本。アマゾンの奥地でも使ったらしいです。

​コンパクト、ポータブルながら拘りを感じる機材セレクトでした。

同じく自作品の録音のために駆けつけられた山本和智さんは、直接日本からの参加でした。

先月東京の本番であまりお話できなかったので、パリで邂逅。

録音後の記念撮影。

フォトン・エミッション

テナーサックスと電子音響のための (2013)


 

[プログラム]
夏田昌和:東洋の神聖な踊りと世俗的な踊り -サックスと打楽器の為の;エレクトロニクス版-(日本初演、エレクトロニクス版世界初演)
松宮圭太:フォトン・エミッション サックスと電子音響の為の(世界初演)
渡邊裕美 × 安井寛絵:ライブエレクトロニクスを使用した即興演奏
ホワン・アロヨ:シクリ1 -マウスピース無しのテナーサックスとエレクトロニクスの為の-(日本初演)
ピエール・ジョドロフスキ:ミクション テナーサクソフォンと電子音響のための

[出演・トーク]
安井寛絵(サックス)
渡邊裕美(電子音響リアリゼーション)
松宮圭太(作曲)

主催:財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
後援:東京ドイツ文化センター、ポーランド広報文化センター、日仏現代音楽協会
助成:ソシエテ・ジェネラル

詳細情報:http://www.tokyo-ws.org/archive/2013/10/post-145.shtml