鍵盤三景

https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1239/

ピアノ。白鍵52、黒鍵36をの計88を数え、広い音域と深い音楽性は多くの音楽家を惹きつけ続けています。「鍵盤三景」は、このピアノという楽器をベースに、アコースティック、プリペアド、エレクトロニクスといった方法で最先端のキーボード音楽の歴史、現在、そして未来を俯瞰しようとするものです。
今回の一連の演奏会は、2022年2月に行われた”Feldman meets freq”を前身としています。九州大学芸術工学部が誇る設備で、芸工内外の優れた作曲家、演奏家の音楽をお楽しみください。鍵盤の向こう側が新たに見えれば、とても嬉しいです。

第2回:「ハイパーピアノ:鍵盤を越えて」
日程:2022年10月30日(日)16時開演、15時半開場
演奏者:西岡怜那(ピアノ)、松宮圭太、芸工学生(電子)
曲目: ジョン・ケージ「Bacchanale」プリペアド・ピアノのための(1940年)
松宮圭太「したたり」ハイブリッドピアノのための (2019年)
Cassandra Miller「Philip the Wanderer」ピアノとページターナー(2013年)
ケージ「Music for Marcel Duchamp」プリペアド・ピアノのための(1947年)Jonathan Harvey「Tombeau de Messiaen」ピアノとテープのための(1994年)
Michael Pisaro「fields have ears (1)」ピアノとテープのための(2008年)

アフタートーク:西岡怜那、松宮圭太、城一裕、ゼミソン・ダリル